立春が過ぎましたが、まだまだ寒さが厳しいですね。このところ、治療にみられる方達の多くが首に緊張をもっていらっしゃいます。寒さもそうですし、また長引く自粛生活で、スマホ等の画面を見る時間が増えていることも影響しているかと思います。

私たちは忙しさから自分を労わることをつい忘れがちですが、体はずっと悲鳴を上げているかもしれません。

「そっと、優しく、ていねいに」触れるだけで、体はふっと緩みはじめます。緩めば血流も良くなり、様々な不調は自然と改善されていきます。

前回のたからだ塾では、ある参加者のお友達が参加されました。彼女がどうして元気で若々しくなったのか、理由を知りたくて来られたそうです。その方は普段、ジムでトレーニングをされているそうで、筋肉を鍛えなければいけないと信じ込んでいました。ですから、たからだ塾で教わる体へのアプローチの仕方がこれまでとは違い過ぎて、びっくりされていました。（こんな優しい触れ方で効くのかしら？）と頭ではすぐに納得がいかなかったとしても、体は実に正直です。余計な強張りが取れて、足裏全体で立つことができたり、指先まであたたかくなる等その場で楽になっていかれました。