7月の「たからだ塾」

今年は暑い日が続いています。そしてまだ暑い日々は続きそうです。夏バテ気味の方も多いと思いますが、どのようにされていらっしゃるでしょうか?

朝の涼しいうちに体操や散歩をして、毎食梅干しと糠漬けを食べて、暑い日差しの昼間は家で過ごし、15分くらいの昼寝をして、夕方はゆっくりお風呂に浸かり汗をかくことで体にこもった熱と水分を排出してください。そのように動くことで気血水の流れをよくし、滞りを取り除きます。そのような日常が大事です。そして体も心も軽やかに動いてこの夏を乗り切りましょう。


さて、7月のたからだ塾は7月16日(日)に糠床作りの講習会を、19日(水)、23日(日)は体操などを行いました。

糠床づくり、再び

糠床作りは、HPで4月の糠床作りを見て「やってみたい!」というご要望があり、再度行いました。その時に出た質問で、今年の暑さの中での糠床の維持がありました。かなり暑くなっていますから、『冷蔵庫に入れなくて大丈夫ですか?』と心配されていました。

これは自然塩をしっかり入れてかき混ぜていれば大丈夫です。塩には殺菌作用がありますので、腐敗菌などの雑菌の増殖を抑えてくれます。それには塩をきちんと入れる必要があります。また、糠床の上に濡れ布巾を広げておいておくことで、糠床を冷やす効果があります。

7/19、7/23のたからだ塾:リポート

【主な内容】

1.  顎関節を緩める体操

2.  眼を緩めるツボ押し

3.  体操の復習など

顎関節は全身の骨格に影響を与えることがわかってきて、その重要性が云われています。日常の噛み締めによる問題がわかってきているのです。

日常私達はストレス感じたり、緊張している時など、奥歯を噛み締めていることが多いそうですが、私達は意識していません。気付いていないことがほとんどです。

顎関節にある筋肉で咀嚼筋がありますが、この噛み締めにより咀嚼筋が疲労します。咀嚼筋はこめかみや側頭筋にまで広がっているため、片頭痛や目の疲れを引き起こしたり、首・肩の凝りをつくります。

また、噛み締めにより奥歯がすり減ると噛み合わせが狂います。それが首・肩や頭、目、耳などの血流を阻害します。

以前にも舌スポットの確認、舌の筋トレもしましたが、今回は顎関節を緩める体操をしました。顎関節をできるだけ緩めて口腔内を意識できるとよいです。

舌スポットとは、上の前歯の後ろに歯茎のふくらみがあり、そのふくらみの丁度後ろ部分をいいます。そこに舌の先端を置きます。上下の歯は合わせず、口唇は閉じます。

眼を緩めるツボ押しでは足の甲と足裏のマッサージと同様、ゆっくりそっと触れるツボ押しを行います。気を通すように行うことで、より効果が上がることがわかってきています。そして眼だけでなく頭もスッキリします。

体操では、自分の足指の形や癖、体の癖を見て確認し、今までの身体の使い方を意識してもらいました。無意識に使ってきた自分の体を意識することで、問題点を自覚して改善していけたらと思います。

歳を取ったからできなくなるのではなく、いかに体を動かしていくか、無理なく使っていくかという工夫をすることで、いつまでも元気に動いていけたらと思います。

【主な内容】

座学と体操(目の体操、生命力を高める体操、足ふり体操、重心移動のエクササイズ等)

初めての方もお気軽にお問い合わせください。単発でのご参加も可能です。
詳しくは「たからだ塾」のページをご覧ください。

⚫️ 日時:8月16日(水)、20日(日)14時~16時(開場:13時45分)

⚫️ 会場:悠空間syn-(川崎市麻生区王禅寺西6-7-9)

⚫️ 内容:7月の復習を中心に行なっていきます

⚫️ 費用:5,000円(税込)を当日、会場でお支払いください。
  ※ 施術に来られている方には特別割引きあり