まず、私が漬けました大根とにんじんの糠漬け、糠床を試食。さらに海の精やフラワーオブオーシャンのシオ、シママースなどの塩を味見していただきました。これは糠床を育ててきた経験から、塩の味が糠床の味を変えることがわかりましたので。そして、砂糖や添加物の入っていない本来の糠漬けの味を味わい、そのおいしさを感じてもらえたと思います。
また、本来の糠漬けは食べた後、口の中に苦さやしょっぱさの後味が残りません。すっきりしたおいしさに口がさっぱりします。それでいて、いろいろな旨みが溶け合った甘味を感じます。
最近はできた糠床も市販されていて、そこに野菜を入れるだけ、そして味がしなくなったら捨てるという手軽さだと聞きました。
でも、糠床はお母さんから譲られたりして一生使えると私達は教わりました。それには「美味しい糠漬けを食べる」そして「糠床を育てる」という意識が必要だと感じました。
それで今回実際に自分達で糠床を作って、育てよう、そして今年の夏には美味しい糠漬けを食べようということになりました。
ですので、4月のたからだ塾では16日(日)、19日(水)の2日とも糠床作りをします。それを分け、持ち帰り、野菜をつけたり、糠や塩、旨みになる昆布や煮干しなどを加えたり、手を入れたりと世話をしながら育てていただけたらと思います。