近所で紫陽花をよく見かけるようになりました。今日から6月に入り、たからだ塾も水曜クラスは一年が経とうとしています。

さて、私たちは日常の中で自分の姿勢を意識することはあまりないかもしれません。ましてや幼少期に、正しい姿勢や歩き方を習った訳ではないので、どなたもいつの間にかそれぞれの癖がついてしまっています。

面白いことに、全員共通する癖もあるのです。数ヶ月前のたからだ塾の中で気づいたのですが、それは皆さん左足が弱く、その為に中心軸がぶれてしまうことでした。

原因の一つは、足の指が関係しています。これを読んでいるあなたも、例えば足の指でグーチョキパーはできますか？ 特にパーですが、これが上手くできない場合は前傾姿勢になっている可能性が高いです。その結果起こることとして、例えば足首が硬かったり、肩が前に巻く、へっぴり腰になる、骨盤が立たないなどの状態を生んでしまっています。

しかし、これらの悩みをまとめて改善してしまうのが「首伸ばし体操」です。具体的なやり方はたからだ塾の中でご紹介しますが、この体操をすることで胸が広がり、背中も真っ直ぐになり（猫背の解消）、肚には力が入り、足指も広がる、そして自然と中心軸で立つことができるのです。

6月のたからだ塾では、足裏のどこに重心がくるとよいのかを改めて解説し、首伸ばし体操やバンザイ体操、骨盤を前後に動かす体操で癖を修正していく方法をお伝えしていきます。

第1回目から通われている最高齢の方は、猫背を見事に改善されました。実年齢からはるかに若返り、自分の体をケアするのに年齢は関係ないことを正に証明してくださっています。

誰もがいつまでも自分の足で元気に歩けるように。今後も皆さんにとって有益な塾に育てていきたいと思っています。